■新型コロナウイルス抗体検査の説明と同意書■    体温    ℃
        <新型コロナウイルス感染症に関する検査について>
ウイルス感染の診断検査には遺伝子(PCR)、抗原、抗体(IgM,IgG)等の検査があります。一般的に発症早期に PCR検査や抗原検査、IgM抗体検査が陽性になりやすく、発症から3週間目以降はIgG抗体検査が陽性に なるといわれていますが、新型コロナウイルスの場合は感染2~3週後にIgM抗体とIgG抗体がほぼ同時に陽性になると言われています。当院ではIgG抗体のみを血液検査で測定し ます。IgG抗体があれば、再度感染症にはかかりにくくなり、感染した場合も症状が軽度 ですむといわれていますが、新型コロナウイルスに関して現在のところ定まった見解は出てません。
令和2年7月1日現在、新型コロナウイルス感染症の診断について抗体検査は「医薬品・医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)」で、体外診断用医薬品として承認を得てません。
<検査対象の方> 以前、自分が知らないうちに新型コロナウイルスに感染していたのか確認したい方。以前、風邪症状があったが、それが新型コロナウイルスだったか知りたい方。 15歳以上の無症状の方が対象です。
<検査方法> 指先または静脈から少量の血液を採取します。 イムノクロマト法(倉敷紡績株式会社)による定性検査です。正診率は約94%とされています。 <注意事項> 本検査は研究試薬による調査であり、医薬品による診断ではありません。 ご予約いただき来院されても、来院時に風邪 症状や37.5度以上の発熱がある方は抗体検査を受けていただくことはできません。検査結果(15~30 分後)はその場でお渡しいたしますが、新型コロナウイルス非感染証明等の診断書は発行いたしませ ん。検査結果は個人が特定できない形で、研究、疫学調査のために公的機関や学会発表等に使用する ことがあります。
費用は保険適応外(自費)で7000円(税込)です。(初診料、検査、結果説明含む)

井上医院 院長 大竹輝臣殿
私は、新型コロナウイルス抗体検査に関する説明を受けた上で十分に理解しましたので、新型コロナ ウイルス抗体検査を受けることに同意いたします。

同意日:令和   年   月   日

患者氏名: